グランドセレモニー(相模原市営斎場)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2010年 |
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場所 | 神奈川県相模原市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 15人 |
葬儀・告別式 | 40人 |
葬儀社 | グランドセレモニー |
斎場、ホール | 相模原市営斎場 |
葬儀社に支払った金額 | 160万円 |
お布施額 | 5万円 |
グランドセレモニーを選んだ理由
故人の住所と参列者との住所から近かったため。
グランドセレモニーの評判、口コミ
そのときは親戚の葬儀で、病院から容体の連絡が来て、身内間での連絡・立ち合いをしました。
その後、葬儀社の手配をしました。
そのほかの親戚へ連絡をして、葬儀社の車に乗って、遺体と共に葬式場へ向かいました。
一度解散した後に、今後の段取りを葬儀社を交えながら決めました。
その後、親戚に、お世話になっているお寺へ連絡をしてきてもらうようにしました。
親戚一同が集合してからお通夜を行い、翌日午前に火葬場へ送りました。
火葬後、葬式会場へと戻り、葬式が開始しました。
葬式終了後、お斎の場を設けて、親戚・参列者の方々を見送り、全行程が終了でした。
故人が亡くなったのが夕方でしたので、連絡がなかなか取れない方もいて、翌日からすべてを決めることには苦労しましたが、葬儀社のプラン説明や段取りの説明はわかりやすく丁寧に対応していただきました。
全体としては葬儀社へ支払った金額と見合った内容であったと思っています。
式自体にトラブルはありませんでした。
内内に処理したのですが、「香典詐欺」はまだあるようです。
一般的に、葬儀の受け付けをご遺族やご親族のご友人や関係者にお願いすることはあります。
しかし、お互いに面識があるとはかぎりませんので、その隙をぬって詐欺行為が行われるかもしれません。
葬儀業者の方がもちろん注意を払ってくれているのですが、完全にはなくならないようです。
故人やご遺族の知人を装い、交代を持ちかけてくる手口がポピュラーらしいです。
「交代します。休憩してきてください。変わりますよ」など、と席を離れさせてからお金を持っていなくなられたみたいです。
葬儀会社のスタッフのふりをすることもあるらしく、受付を頼まれている方も関係者全員の顔を知っているわけではないので、そこにつけこんで来るようです。
「お手洗いに行っている間みていますよ」程度の時間でも、持ち逃げられてしまいます。
受付を頼まれる方は、把握していない交代要員には注意が必要です。
大きな葬儀で会葬者が多い場合が狙われやすいですが、私たちのところはせいぜい中規模であったと思いますが、大規模ではないからと安心してはいけません。
葬儀の際には喪主が段取りを説明してくれることが多いらしいのですが、私たちのところでは、実際に動き回る人以外はその他の手配で席をはずしていたため、受付の人や警備してくれる方などを知りませんでした。
時折、あの人の名前なんだっけというひそひそ声は確認できましたが、そんなものは日常茶飯事であろうと気にしませんでした。
今思うとそうした来賓や身内の名前が分からないという時点でおかしかったのだと思います。
後の祭りとは思いましたが、最終的な会計をしていた私は異変に気が付き、親戚らに報告しました。
場内には監視カメラもありましたので私が最終確認したとき以外にいただいたお金に触れていないことが立証されましたが、親戚から疑いの目を向けられるのは苦しかったです。
また、全員の持ち物検査まで始まってしまい、葬式の最中に何やってんだという思いがありました。
故人の死を悼む場でこうした不義を働くこと自体が非常識な感があったのです。
結果的にお金は戻ってきませんでしたが、身内でもしっかりと顔合わせをしておくことは重要であると思ったのと、葬儀であってもしっかりとした警備が必要であり、葬儀社の方にそうした点の強化をしてもらうように頼んでおけばよかったと思うばかりです。