愛昇殿(江南愛昇殿)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2010年 |
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場所 | 愛知県江南市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 50人 |
葬儀・告別式 | 30人 |
葬儀社 | 愛昇殿 |
斎場、ホール | 江南愛昇殿 |
葬儀社に支払った金額 | 100万円 |
お布施額 | 1万円 |
愛昇殿を選んだ理由
知り合いの方が愛昇殿の会員で、ご紹介いただいた。
愛昇殿の評判、口コミ
父親を亡くしてから、きっかり3年で母親を見送ることになりました。
元々、父親が無宗教で、生前「葬式はいらぬ」と言っていました。
そんな父のお葬式は、とにかくバタバタで、もう何が何だか分からないうちに終わってしまいました。
父親を亡くしても、母親という存在は絶対に亡くならないとどこかで信じていたようで、バタバタの内に父を送ったことを後悔しながら、その後もまったく何の準備もしておりませんでした。
兄弟が全員東京で、離れて暮らしていることもあります。
また、なにか準備をすると母が逝ってしまいそうな気もして、ずるずると調べたりすることさえ伸ばしておりました。
母親の家系は女性はとても長生きで、逝ってしまうことより、ボケたらどうするか、そんな相談を兄弟でしている中、母親が癌に侵され余命3ヶ月とお医者様から宣言されました。
父を見送ってちょうど3年目でした。
毎週看護に通いながら、絶対に治ってほしい気持ちと、そろそろ準備をしておかなければ、という気持ちで1日1日を過ごしておりました。
そんな時、兄嫁のお母さまから万が一の時の葬儀社は決めているのか聞かれました。
兄嫁の実家は私たちの実家にとても近く、色々なことをご存知でした。
兄嫁のご両親は私たちの両親と異なり、いろいろ調べた上で、葬儀社はご自分たちで決めていらっしゃいました。
それが江南愛昇殿でした。
地元で大きな葬儀屋ですので、もちろん名前は知っておりましたが、人間健康な間は葬儀屋とは全くご縁がありません。
ただ、母親が病と闘っている間に葬儀屋さんとお話しをする気にはとてもなれなかったので、そのままにしておりました。
実際、愛昇殿のスタッフの方とお会いしたのは、母が亡くなった翌日でした。
葬儀は2回目とはいえ、近親者の葬儀は想像を絶する悲しみで、葬儀のことは記憶がかなり飛んでします。
そういう意味でも葬儀はやはり慣れないものです。
そんな私たちに、スタッフの方はプランをしっかりと説明くださいました。
プランはとても明確で、スタッフの方が何か無理やり勧めてくるようなことは全くありませんでした。
お花の好きだった母の見送りですので、お花で祭壇を飾る皐月プランをお願いいたしました。
母親は78歳でしたが、父親を亡くしてから3年、地元のお友達たちにとてもお世話になったので、家族葬ではなく一般葬にすることにしました。
母親のお友達にも最後のお別れをした頂きたかったためです。
通夜、お葬式当日とも地元でできたこともあり、母親の沢山のお友達が来てくださいました。
愛知県ではかなり大手の葬儀社さんなので、通夜、お葬式当日とも全くトラブルこともなくスムーズに進みました。
私たちは喪主である兄を含め、家族ですので、とにかく悲しくて私はずっと泣き通しでした。
そういう状況もさえぎることなく、スタッフの方はそっと寄り添ってくださる感じでした。
正直、父親の時も母親の時も、通夜・お葬式ともにしっかり覚えてはおりません。
両親と距離が近い方ほど、そういうものみたいですね。
ただ、1度目の父親の時よりは、2度目の母親の時の方が、しっかりと見送ったという気持ちが残っております。
父親の時は、葬儀社ではなく、地元で大きなお寺にお願いいたしました。
お葬式自体がどういうものがよくわかっておりませんでしたが、今思うともっとしてあげられたことは沢山あったのではないかと思います。
最近の流れで、エンディングノートを書いたり、終活をされてご自分で葬儀社も選ばれる方もいらっしゃると聞きます。
自分はぜひそうして、残る人たちに迷惑を掛けないようにしておこうと思います。
ただ、自分の両親には元気な時にそういうことをして欲しくない気持ちもすごくあります。
死は誰にでも平等に訪れます。
その最期をどのように迎えるか、その為に毎日生活しているのかもしれないとふと思ったりもします。
その最期の時、葬儀社、葬儀の方法はとても大切なのではないでしょうか。
葬儀社リサーチャーのコメント
評価:★★★
以下、口コミ内容で気になったところについてコメントします。
プランはとても明確で、スタッフの方が何か無理やり勧めてくるようなことは全くありませんでした。
これは重要なポイントです。
高額なものやオプションを勧めてこない葬儀社が、良い葬儀社です。