アークベル(セレモニーホール空港西)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2015年 |
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場所 | 新潟県新潟市 |
種類 | 家族葬 |
通夜 | 20人 |
葬儀・告別式 | 12人 |
葬儀社 | アークベル |
斎場、ホール | セレモニーホール空港西 |
葬儀社に支払った金額 | 60万円 |
お布施額 | 80万円 |
アークベルを選んだ理由
家の近くにある斎場で葬儀を行いたいと考えていたため、アークベルが運営するセレモニーホール空港西が相応しいと思い、こちらの斎場にしました。
また、以前別の葬儀社で葬儀を挙げたことがありましたが、そちらは会場もサービスもいまいちであったため、地元でも評判の良いアークベルで執り行うことにしました。
アークベルの評判、口コミ
全体を通して、非常によかったです。
この葬儀は祖母の葬儀でしたが、まず亡くなってからの身の回りの整理や白装束への着替え、湯灌など一つ一つ丁寧に行ってくださいました。
どのスタッフさんも親切に真心を持って対応してくださることを強く感じました。
祖母の遺体が家から出る前のことで一番印象に残っていることは、猫好きなスタッフさんが温かい対応をしてくださって祖母を失った悲しみがひと時でも薄らいだということです。
我が家にはたくさんの猫がいます。
そのスタッフさんはドライバーの方でしたが、祖母の遺体に手を合わせた後その方がふと顔を上げると、我が家の猫の一匹がそのスタッフさんを見ていたため猫と目が合いました。
そしてスタッフさんは「何がいるのかと思ったら猫ちゃんですね。かわいいですね。おばあちゃんありがとうって言ってるのかな」と、猫をなでてくださいました。
遺体のそばにいる猫でしたが、その方は全く驚きもせず、何とも思っていないようで、「かわいい、かわいい」となでてくださり、猫を家族として考えている私たちは、仕事でのサービスということ以上に、本当に信頼のおけるスタッフさんだと思いました。
斎場に行ってからは入念なリハーサルがあり、葬儀中も間違うことなく動くことができました。
ここでも感動したことは、「おばあさんはどんな方でしたか?」とスタッフの方が祖母の人柄をそれとなく聞いてくださり、葬儀の際に祖母のエピソードをお話ししてくださったことです。
以前別の葬儀社で葬儀を行った際はこういうことはありませんでしたし、家族葬だったからこそ「おばあちゃんこんなことあったね」と懐かしい話にも発展し、ありがたい演出だったと感じました。
葬儀中の司会進行役の方の話し方は落ち着いていて、非常に聞きやすく、雰囲気も壊しませんでした。
別なスタッフの方が葬儀中の様子をこまめに写真に撮ってくださったため、葬儀後しばらくしてからもその写真を見て思い出すことができています。
御斎も行いましたが、おいしい料理でしたし、量もちょうどよくて満足でした。
祖母の兄弟たちも久しぶりに集まりましたが、みんな楽しそうに話に花を咲かせていたので、家族葬ならではのよさを感じました。
問題点を挙げるとすれば、親族の控え室に喫煙室がなく、室内ならどこでも喫煙可能だったため、部屋の中がタバコ臭くなってしまったことがよくないと思いました。
私たち家族は全員非喫煙者ですが、祖母の兄弟や親戚に喫煙者がいたため、できれば室内では禁煙にしてほしかったです。
また、控え室エリアのお手洗いの数が少ないため、葬儀前はかなり混み合ってしまったことも気になりました。
親族控え室のすぐ隣がお寺様の控え室でしたが、親族控え室もお寺様の控え室もどちらも共用のお手洗いが一つだけでしたので、もう一つくらいあるとよいと思いました。
葬儀前にお手洗いが混み合った際は、多くの人が式場奥の離れた場所にあるトイレに行ったので、高齢者の参列者には移動距離があるのではないかと感じました。
ですが控え室でよかった点は、式場と控え室が扉一枚で繋がっていたため、通夜の後式場に泊まった祖母の兄弟たちが「姉に会いたい時すぐ会いに行けてよかった」と言っていて嬉しそうにしていたところです。
控え室にマッサージチェアもありましたし、和室もありましたので、高齢の祖母の兄弟たちは満足だったようです。
翌日の告別式も本当によくしてもらい、悲しいながらも気持ちよく式を進行していただきました。
出棺の際は「近隣住民の関係でクラクションは鳴らさないことをご了承ください」という一言がありましたし、スタッフの方が全員出てきて手を合わせて見送ってくださり、本当にありがたかったです。
葬儀はお別れの式なので次があることを考えたくはないですが、次葬儀を行うことがあればまたこの葬儀社を利用したいです。