イズモ葬祭を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2014年 |
---|---|
場所 | 愛知県名古屋市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 100人 |
葬儀・告別式 | 70人 |
葬儀社 | イズモ葬祭 |
葬儀社に支払った金額 | 130万円 |
お布施額 | 20万円 |
イズモ葬祭を選んだ理由
出雲殿の互助会に入会をしていたからです。
イズモ葬祭の評判、口コミ
イズモ葬祭を葬儀社として選んだ理由は出雲殿の互助会に入会をしていたからです。
互助会に入会をしていたのですが、それまで全く使用する機会がありませんでした。
提携をする結婚式場の出雲殿での挙式でお得だよと勧められたのですが、出雲殿での挙式を行うこともありませんでした。
葬儀を行うことで初めて互助会に入っていてよかったなと思いました。
家族が仕事で外出中に亡くなってしまったので、自宅に帰ると救急車と警察両方が来ていました。
私が帰宅をすると救急隊員の方が帰られましたが、そこからの検視が長かったです。
その間、私や家族は一人の若い警察官に何度も何度も同じことを聞かれました。
その警察官はノートにメモをしているようでしたが、ひたすら○を書いたり落書きをしたりしながら聞いていました。
検視に立ち会っている警察官が何度もその若い警察官の元にやってきて「大丈夫か?」と聞いていました。
私は何度も何度も同じことを聞かれながら、そのメモの取り方にものすごく腹が立ちました。
何度も同じことを聞くのは、今まで答えたことと間違いや変わったことがないかを確認するためなので仕方がないのですが、メモを取りながら落書きをするという姿には驚きました。
ドラえもんやそのほかキャラクターを描いていました。
検視を終えて、1ヶ月後に改めて電話をすると告げて警察官は帰りました。
1ヶ月も経たずにその若い警察官から電話がありました。
その時に、事情聴取の際のメモの取り方は私たちを馬鹿にしているのかと思ったこと、メモの取り方は仕事をする上でも社会人としてとても大切であり、警察人間ならば猶更大切なのではないかと伝えました。
後日、私が不在の時に警察官が我が家に来て事情聴取の際の態度を謝罪したそうです。
イズモ葬祭に葬儀を行いたい旨の連絡をするとすぐに自宅へ担当者が駆け付けました。
あまりの早さに驚きました。
気が付いたらもう来ていたといった感じです。
自分が中心となって葬儀を取り決めるという経験は初めてでした。
突然のこととショックといろいろなものが頭の中を駆け巡り、正直しんどいと思いながら打ち合わせをしました。
そんな状態だったので私の対応も良いとは言えない状態でした。
そういったことを理解したうえで、葬儀のプランなどを丁寧に説明をしてくれました。
「そして葬儀にものすごいお金を掛けることはできない、今後の生きているものたちの生活もあるから」という私の言葉を受けて、無理に高額な葬儀をすすめようとはしませんでした。
高額ではないけれど気持ちを込めて、それでも出席した方から見ても見劣りをすることのないようにする方法を教えてくれました。
祭壇の装花を造花にすることでかなり金額を抑えられると教えてもらいました。
生花だとかなり高額です。
造花にするだけでかなり違うそうです。
出席した方は「キレイな白菊だね」と言ってくださる方も多く、造花だとは思わなかったそうです。
それほど生花と造花の違いが判らないほどでした。
とてもきれいな祭壇で良かったです。
ただ気になったのは、通夜、葬儀当日の葬儀担当者です。
入社数か月の新人の方が担当をされました。
人柄はとても良いのですが、まだまだ慣れないところがあり失敗が多々ありました。
一番気になったのは納棺をする前に枕元でろうそくに火を着けて、お線香を供える時でした。
手元が狂ったのかろうそくを倒してしまい、和室の畳と担当者のスーツに溶けたろうそくをたくさんこぼしてしまったのです。
新人の担当者の方はすぐに謝罪し自分のスーツの汚れを取りに出ていかれました。
残されたのはもう一人担当者。
その新人の方の指導者と言えるその人の対応の悪さです。
畳にこぼされたろうそくはシミとなり固まっています。
それを見ると、「アイロンもってきてください。こんなのすぐに取れますから」とものすごく冷たく横柄な態度でした。
固まったろうそくは取れましたが、畳に付いたシミはついたままとれませんでした。
でも一切謝罪はありませんでした。
「こんなことぐらいで騒ぐな」くらいの態度でした。
私としてはシミとかどうのではなく、静かお線香をあげて納棺をしたいと思ったのですが、弔うべき人の枕元で大騒動だったことに腹が立ち、さらに担当者の指導する立場のもう一人の担当者の対応が非常に悪かったことがずっと気になりました。
葬儀社からのアンケート調査でその旨を記入したところ、後日上司の方が謝罪に見えました。
私としては遺族の心に寄り添える職員を育ててもらいたいということを伝えました。
やはり遺族は悲しみと苦しみ、そして亡くなってすぐに執り行う葬儀で疲れ切っています。
そういうときに遺族の心に少しでも寄り添える人は大切だと思ったからです。
お寺様はとても良い方で、もともと我が家に毎月命日にきていただいていたので、安心をしてお任せすることができました。
葬儀はあっと言う間でしたが無事終わることができてよかったです。
葬儀会場はとてもきれいでした。
廊下や控室などは窓があり、明るい日差しが差し込むので、いくらか心が和むような気がしました。
絨毯敷きで足元は歩きやすいです。
今までに出席をしたいろいろな葬儀場は窓はなく閉鎖された感じがすごくしたり、床はタイル敷きと言うのでしょうか、絨毯敷きではない会場が多く寒々しく感じました。
このイズモ葬祭の中川追憶館に関してはそういったことは一切なく、暖かな印象です。
それは本当に良かったです。
葬儀が終わった後が本当に大変だなと思いました。
故人の残したものを片づけることはもちろんですが、年金の手続きや相続など大変なこと続きでした。
いまだにすべて片付け切れていないものもあります。
葬儀1週間後にイズモ葬祭の互助会の方がお供えの百合の花を手に我が家にきました。
改めて互助会の案内のようでした。
最初はわざわざお線香をあげに来てくれてありがたいと思いましたが、互助会入会の案内の営業の早さに驚きもしました。
生まれたからにはいつか終わりがあります。必ず来るものです。
この葬儀の経験から終活の大切さを学びました。
終活は自分が健康で元気だからこそできるものです。
それなりの年齢になったら身の回りを片づけて、亡き後のためにきちんと整えていくことが残されたものたちへの感謝の気持ちにもつながるのではないのかなと思いました。
でも、それなりの年齢世代の方に限って「まだまだ若い」と言って終活をしたがらないものでもあります。
それもそれで悩ましきものです。
葬儀社リサーチャーのコメント
評価:★★★
参列者100人規模で料金130万円というのは妥当な範囲内です。
内容的には、良い点と悪い点がありました。
総合的に星3つとしました。(警察官の対応の悪さについては評価に入れていません)
この内容で星3つ(普通)というのが、葬儀業界全体がいかに低レベルかを物語っています。
以下、口コミ内容で気になった点についてコメントします。
「イズモ葬祭を選んだ理由」が、「出雲殿の互助会に入会をしていたからです。」となっています。
互助会に入会することは、実質的に、利用する葬儀社を決めることだと認識する必要があります。
「そして葬儀にものすごいお金を掛けることはできない、今後の生きているものたちの生活もあるから」という私の言葉を受けて、無理に高額な葬儀をすすめようとはしませんでした。
葬儀社に支払った金額は130万円ですが、互助会に入っていなくて、普通に他の葬儀社も候補に入れて探していれば、もっと安く葬儀をあげられたと思います。
その新人の方の指導者と言えるその人の対応の悪さです。
スタッフの対応は、葬儀社全体の対応を反映します。