イズモ葬祭(イズモホール浜松貴賓館)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2015年 |
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場所 | 静岡県浜松市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 60人 |
葬儀・告別式 | 40人 |
葬儀社 | イズモ葬祭 |
斎場、ホール | イズモホール浜松貴賓館 |
葬儀社に支払った金額 | 140万円 |
お布施額 | 不明 |
イズモ葬祭を選んだ理由
互助会に入会していたから。
イズモ葬祭の評判、口コミ
生前、父から、「自分の葬儀は出来るだけ簡単に済ませて欲しい」と聞いていました。
比較的小規模の葬儀社の会員になったという話も聞いていたのですが、いざ父が亡くなり、葬儀社に電話をかけてみると、入会した記録はないとの返事でした。
亡くなったらいつまでも病院にいることは出来ません。
結局、互助会の権利がまだ残っていた大手葬儀社にお願いすることになりました。
用意周到な父のこと、きっと自分の最期についても色々と考えがあったはずです。
ただ、それを聞いてしまうと現実になるようで、聞けず仕舞いだったことを、この時は深く後悔しました。
こうして直接聞くことが難しい事だからからこそ、エンディングノートがあるのだと思います。
依頼した葬儀社(イズモ葬祭)は、地元で最も大きな葬儀社のひとつです。
年間の葬儀件数も相当数あると思われ、それだけに進行に無駄がなく、全てにおいて非常にスムーズに進めることができました。
連日の看病疲れと悲しさの中でたくさんのことを決めていくのは、非常に労力がいることです。
特に、亡くなったのが夜中だったりすると、深夜から打ち合わせが始まり、体力的にもきついです。
ですから、テキバキと必要事項を確認してくださるディレクターさんは非常に心強いと感じました。
もちろん、システマチックな側面は否めませんが・・・。
リタイアして10年以上経つ父ですが、会社や地域で長年働いてきたことを考えると、親族だけの葬儀という訳にはいきませんでした。
地元のつながりが濃厚な地域なので、近隣の方々が大勢来ることも考えられます。
当然、葬儀を行う部屋も祭壇もそれなりの規模のものが必要となります。
また、父のことを少しでも多くの人の記憶に残したいと、アルバムやオリジナルの会葬礼状といったオプションもつけることにしました。
こうした選択の積み重ねで、見積もりの時点で、すでに当初の予定より大幅に金額が膨らんでいましたが、大切な父の最期のセレモニーです。
お金の問題ではない、というのが家族全員の気持ちでした。
実際、お通夜・葬儀ともに、こちらの予想を上回るほど多くの方がいらして下さいました。
準備していた会葬礼状が足りなくなる場面もありましたが、葬祭ディレクターの方が速やかに準備してくれることで、事なきを得ました。
お通夜が終わると、一息つく間もなく翌日には葬儀です。
葬儀場は自宅から近いので、私たち家族は通夜が終わると帰宅しましたが、遠方から来た兄夫婦は控室に宿泊することになりました。
葬儀場の宿泊というと、暗くて子供が怖がるようなイメージがあったのですが、実際は全く違いました。
広くはありませんが、浴室を始め必要な設備が揃った、明るく清潔な部屋。
兄夫婦には赤ちゃんと未就学児童がいるのですが、ぐずることなく過ごすことができました。
子供達にとっては、ちょっとしたお泊り気分だったのかも知れません。
しかし、それでよかったと思っています。
兄自身も、父との最後のお別れをゆっくりできたことが良かったと言っていました。
葬儀場は火葬場と隣接しています。
葬儀に来るのは高齢の親族が中心でしたから、移動に負担がかからない立地条件の良さはとてもよかったと思います。
足の悪い祖母も歩いて移動することが出来ました。
ただ、ものの数分(数秒かも)の移動につかう霊柩車の代金をしっかりとられたことには驚きましたが。
葬儀が終わったあとも、四十九日、初盆、一周忌・・・と仏事は続きます。
特に初盆は、地域独自の風習が色濃いため、インターネットで検索しようにも必要な情報がヒットせず苦労しました。
両親がすでに他界してしまい、聞く人がいない私たちにとって、葬祭ディレクターさんのアドバイスは非常に役に立ちました。
父の葬儀はこれで良かったと思いますが、自分が死ぬときはもっとこぢんまりとした葬儀がいいと思っています。
残された家族にはできるだけ負担をかけたくないと思うからです。