「サンレー紫雲閣」の評判、口コミ（2010年、北九州市、家族葬）

サンレー紫雲閣（門司港紫雲閣）を実際に利用した方から体験談をいただきました。

お葬式の概要

長い期間互助会に入っていたので、他を選ぶことなく決めました。

サンレーの互助会に入っていたので、他の葬儀社を考えることはありませんでした。

葬儀のプランは、闘病中に父が自ら担当者と打ち合わせて決めておりました。

病院までの長い道のりも嫌な顔せず度々来てくださり、納得いくまで父の話を聞いてくれました。

葬儀は父の希望で家族葬にしました。

亡くなってからすぐに、病院からあおられるように葬儀社へ連絡。

２時間程しか時間がありませんでしたが、時間通りにお迎えにきてくださいました。

斎場が自宅近くだったので、途中で自宅に寄っていただき、しばし車中から自宅を眺める事もできました。

斎場に着いてからは、担当者とスタッフの方々が丁寧な挨拶をされ、今後の進行説明もわかりやすくされてました。

通夜の食事から宿泊者の布団の用意まで、半分呆然としている私たちにかわって、アドバイスをくれながらテキパキとこなしていただきました。

今思えば、遺族の気持ちにしっかりと寄り添ってくださってたと感じます。

斎場の部屋の奥にはお風呂や簡単なキッチンもありました。

きっと余裕があれば使えるんだろうなと思います。

葬儀プランを自身で決めていた父の希望は他にもあり、『通夜の時には、大好きなジャズを流してほしい』とのことでした。

ですが当日、葬儀社が用意してくれていたラジカセが壊れており鳴らないというアクシデントがありました。

スタッフの方々も明らかに焦っていて、色々と試してくれましたが鳴らず。

私たち家族は、スタッフの方々が努力してくれた姿勢だけで十分だったので、『もういいですよ。仕方がないですから。』と声をかけましたが、担当者の方が『いいえ。ご本人様の希望ですから！』と、たまたま近くだった自身の自宅に、ラジカセを取りに行かれました。

結果、父の希望通りジャズが流れる通夜になりました。

ここまでして用意してくださったことには、本当に感謝と尊敬の思いでいっぱいでした。

葬祭ディレクターの方も素晴らしい立ち振る舞いで、美しいと感じる程でした。

２日間ほぼ眠っていなかったので疲れもピークでしたが、翌日のおときの料理は、温かく優しい味付けで、体の芯から温まったのを覚えています。

私の人生では、初めての葬式参列が父の葬儀になりましたが、何もわからなくてもスタッフの方々が真剣になって支えてくださり、とてもいい経験になりました。

この担当者、スタッフで本当によかったと心から思い、きっと一生忘れることはないと思います。