「ベルコ（シティホール八幡本城）」の評判、口コミ（2010年、北九州市、家族葬、120万円）

ベルコ（シティホール八幡本城）を実際に利用した方から体験談をいただきました。

お葬式の概要

亡くなった祖母が生前積み立てをしていたから。

もともと、親類の一人がベルコで冠婚葬祭の積み立てを行っていて、様々なメリットがあると聞いていたので、祖母もそれを聞いて生前コツコツ積み立てをしていたようです。

父もその兄弟もそんな積み立てをしていたとは知らなかったらしく、旅立つ数日前に見舞いに来た叔父に葬儀費用のことを話したそうです。

それから数日後に祖母が他界したので、叔父は言われた通りに引き出しを捜すと葬儀の積み立て書類や銀行の通帳など大事なものが一箇所に集められていたそうです。

他界する一ヶ月前に一度家に帰ったときに察していたのでしょう。

最近は”終活”などの呼び方で、自分が亡くなった時に子供や親族に迷惑を掛けない様にという動きも活発ですが、その当時はそんな”終活”なんて言葉は聞いたこともありませんでした。

通夜の席で叔父からそのような事を聞いた時には、祖母がいかにしっかりした人だったか関心しきりでした。

同時に、自分もですが、自分の親もいつかは亡くなります。そう考えると突然、百万円単位の出費が葬儀にかかるとしたらゾッとしてしまいます。

方法は葬儀社によっていろいろあるのでしょうが、私の場合は祖母の件で”積み立て”が非常に有効だったと肌で感じましたので、両親と自分は”積み立て”をしています。

また、通夜や葬儀に関してもこちらの希望を受け止めていただきながら、予算の配分など丁寧にご説明いただけました。

代々、我が家は禅宗ですので、そちらも気を利かせてご配慮いただいたりとスタッフの方々の細やかな心遣いに感謝しております。

通夜の夜は親戚一同が集まり、各家々の抱えている問題もあったり仲の悪い親類などと夜通し祖母の話題を中心に喧々諤々、泣いたり、怒ったり、笑ったりと斎場のスタッフの方々はかなりうるさかったと思いますが、そんな顔ひとつせず、粛々と業務をこなしてくださいました。

告別式では、斎場スタッフの方の司会が涙を誘い、気の利いた音楽で祖母を送り出してくれました。

それから、火葬場へと移動しお骨を拾うまでの待ち時間でもしっかりとサポートしてくださったスタッフの方には感謝しかありません。

正直、葬儀社の良い、悪いというのは身内が亡くなってしまったことで皆、そちらに意識が集中して悲しんでいるわけですから、よほどのことが無い限りあの葬儀社はイマイチだとか言われ難いのではないでしょうか。

私は今まで二度、親族の通夜から葬儀に参列しましたがどちらも、スタッフの方々が粛々と業務をこなしてくださるので、スタッフの方々のサービスとか葬儀社の良し悪しなどあまり印象に残っていません。

スタッフの方はとにかく目立たず、粛々と業務を進めることが評価の対象でしょうから、逆に参列者や親族に褒められにくい立場でもあるのではないでしょうか。

親族の葬儀などそうそう何度も立て続けにあるものではありませんので、一連の流れが滞りなく終わればそれが評価なのだと思います。

そういった意味では葬儀を主催する側も滞りなく葬儀が終わることが一番なので、いい葬儀にするにはある程度、葬儀社に任せるのがいい葬儀で終わらせる秘訣ではないでしょうか。

任せすぎてとんでもない金額を請求されてもいけないので、予算は明確にしておくことが大切です。

こちらは初めてのことで相場など分からないため、少し背伸びして予算を伝えたり、明確な金額を濁したりしてしまいがちです。

積み立てをしておけば、積立金だけで足りなかったとしても差額は僅かですので、安心感があります。

私もいずれは葬儀に出される時が来ます。その時に自分自分の子供たちにせめてお金の面での心配をかけない為にも、私は葬儀の積み立てをお勧めしたいと思います。

評価：★★★★★

以下、口コミ内容で気になったところについてコメントします。