互助センター友の会(シティホール亀戸)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2016年 |
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場所 | 東京都江東区 |
種類 | 家族葬 |
通夜 | 150人 |
葬儀・告別式 | 40人 |
葬儀社 | 互助センター友の会 |
斎場、ホール | シティホール亀戸 |
葬儀社に支払った金額 | 219万円 |
お布施額 | なし |
互助センター友の会を選んだ理由
両親が互助会に入っていた。
互助センター友の会の評判、口コミ
今回は父の葬儀でした。
両親が互助会で100万円納めていたので、特に選択肢はなく、病院で危篤になった時点から、長男である私が葬儀社の担当者と連絡を取っていました。
亡くなった直後に再度連絡を取りました。
電話でのスケジュール調整等はスムーズで、病院へ迎えに来てもらったタイミングも待たせれたりすることはありませんでした。
その後、自宅に戻ったのですか、マンションのエレベーターの奥の扉が、夜で管理人不在の為、開かず、運び込むことが出来なく、一晩は葬儀社のホールの霊安室で預かってもらうことになりました。
翌日、自宅に戻され、同時に葬儀社の担当者との打ち合わせが始まりました。
事前に100万円を預けていたので、持ち出しはそんなにないだろうと思っていましたが、さまざまな物がオプションで(オプションといっても必要なものばかりで)、そこに飲食等が加わるので、見積もり段階でも予想以上の金額となり、戸惑いました。
打ち合わせの時に出てきた話として、湯灌をやる必要があるとの事でしたが、今まで、祖父の葬儀や、近しい親族の葬儀でも湯灌はやらなかったので、話には聞いたことがあるけど必要ない旨を伝えると、色々と説明されて、まあ仕方ないかということで、湯灌も流れの中に入れてもらうことになりました。
あと、見積もりの中で不思議に思ったのは、領収書の出ない額面があり、詳しく聞くと、霊柩車の運転手や葬儀の司会の人や、その他お手伝いの人に、心付けとして渡してほしいと言われました。
この業界では未だにこういうことが必要なんだ、と変な気持ちになりましたが、仏さんを前にしての打ち合わせで、これ以上もめるのもどうかと思い、了承した感じでした。
打ち合わせでは、料理の種類とか数とかに関してなかなか決まりませんでした。
こちらとしても、明確な参列者人数までは把握できないし、足らなくてもせっかく来ていただいた方に申し訳なく、多すぎで余っても生物なので捨てるしかなく、非常に迷いどころで、一番打ち合わせに時間がかかりました。
その後も、当日までに電話にて二転三転しながら、通夜の当日にやっと決まった感がありました。
通夜の前に、例の湯灌の儀式があり、そのままの流れで納棺の儀式まで続いて行くわけですが、湯灌の時は参列した親戚一同、誰も今まで経験したことはなく、やはり不思議そうに見ていました。
今は便利なもので、iPhone等で気軽に動画も撮れるので、私の弟たちがしきりに写真や動画を取っていました。
打ち合わせの時に、あれだけおすすめをして来ただけあって、内容的には初めてのものでしたが、担当した納棺師の人の手さばきとうは、見事なものでした。
途中から、私たち親族全員が参加できる流れになっていて、1人づつ順番で洗ってあげて、また、拭いてあげて、関わってあげることの大切な儀式だったような気がします。
その後の納棺の儀式の時にも、ワタで作った羽織、袴を形取って行くのですか、これも初めで見ました。
やはり見事なもので、見る見る間にワタの塊が綺麗な羽織、袴になっていきます。
その様子を、弟が撮影したiPhoneの動画で今でも見返しますが、演出された映画のワンシーンのような感じです。
何よりもの思い出になりました。
そして、湯灌の時と同じように、親戚の一人一人が、故人に持たせるものを棺にいれたり、足にわらじを履かせたり、数珠をもたせたりと、全ての流れに参加できる演出は、とにかくお金では買えない素晴らしい体験と思い出になりました。
告別式当日も、さまざまな気遣いの中で、滞りなくすませることができ、参列した人たちからも声をたくさんかけられました。
葬儀社リサーチャーのコメント
評価:★
悪質な口コミ内容が多いです。
料金も高めです。
以下、口コミ内容で気になったところについてコメントします。
両親が互助会で100万円納めていたので、特に選択肢はなく、
互助会に積み立てをするデメリットは、実際に葬儀を行う時に、葬儀社を選ぶ選択肢がなくなることです。
互助会で積み立てを開始したときに、事実上、将来利用する葬儀社を決めることになります。
葬儀社選びで失敗する1番の理由は、複数の葬儀社を比較していないことです。
互助会の積み立てというのは、葬儀社側にメリットがあるだけで、利用者側のメリットは少ないです。
葬儀費用の準備をするのであれば、専用の銀行口座を作って、そこに積み立てしましょう。
事前に100万円を預けていたので、持ち出しはそんなにないだろうと思っていましたが、さまざまな物がオプションで(オプションといっても必要なものばかりで)、そこに飲食等が加わるので、見積もり段階でも予想以上の金額となり、戸惑いました。
積み立てシステムがある葬儀社は、積み立てをする時は、毎月の積み立て額と満期額しか説明しません。
葬儀の料金については説明しません。
その結果、実際に葬儀をあげる時になって、「思っていたより高くなった」ということが頻発します。
最終的な料金がわからないものを利用する契約をしてはいけません。
あと、見積もりの中で不思議に思ったのは、領収書の出ない額面があり、詳しく聞くと、霊柩車の運転手や葬儀の司会の人や、その他お手伝いの人に、心付けとして渡してほしいと言われました。
これは悪質です。
こんなことをしたら、最終的な費用がわからなくなります。
霊柩車の運転手や司会の費用は、葬儀社に支払う費用に含まれているのが普通です。
その他お手伝いの人については、葬儀社のスタッフであれば、葬儀社に支払う費用に含まれているのが普通です。
葬儀社のスタッフでなく、個人的に頼んだお手伝いの人であれば、心づけの金額については、葬儀社から指示される話ではありません。
この業界では未だにこういうことが必要なんだ、と変な気持ちになりましたが、仏さんを前にしての打ち合わせで、これ以上もめるのもどうかと思い、了承した感じでした。
変な気持ちになられたのが自然な感覚です。
遺族が滞りなく葬儀を終えたいという気持ちを利用して、普通ならしないことを要求するのが、悪質な葬儀社です。