ベルコの互助会に積み立てをしていて、解約をした方から、体験談をいただきました。
目次
積立解約の概要
解約した時期 | 2019年 |
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場所 | 三重県伊賀市 |
葬儀社(互助会) | ベルコ |
毎月の掛金 | 一括払い28万円 |
満期までの回数 | – |
積み立てをしていた期間 | 7年6ヶ月 |
解約までに積み立てていた金額 | 28万円 |
解約手数料 | 2万円 |
解約後の戻ってきた金額(解約返戻金) | 26万円 |
ベルコの互助会の積み立てを解約した理由
父が亡くなる前に生前相談をしました。
とてもよい担当者の方で、今後の方針を聞いてくださり、当時ベストなフリージアコースを提案してくださいました。
父の容態が悪くいつその時が来てもおかしくない状況でした。
一括納入だと割引もある、とのことで、新規で入会しました。
このときのキャンペーンが適応され、結果父の葬儀は25万円ほどコストダウンできたので、大変感謝しておりました。
しかし時が流れ地域の葬儀スタイルも随分と簡単になり、今度葬儀を行うときは、家族葬で静かに見送りたいと考えるように。
しかし、先日また生前相談に来ていただいたところ、現在加入しているものでは結局立派な「祭壇」にしか使用できないということを改めて思い出し、祭壇はやめて、生花だけではなやかに送り出したいという私たちの意向には合致いたしませんでした。
私は実はあと一口互助会に加入しておりまして、こちらに関しては他社でも利用できるようになったということを(別の葬儀会社の営業の方から)聞き知り、他社数件で相見積もりを取り、さらに理想的な規模の家族葬を安価で提案してくださった平安閣さんで、今後具体的に話を進めようと考え、解約に至りました。
ベルコさん限定利用のフリージアコースは解約し、戻ってきた26万円を葬儀の追加費用に充てようと思っています。
ベルコの互助会の積み立ての解約方法
まずはじめに加入状況を葬儀会社に確認してください。
私は営業の方に教えていただくまで、数年前に新規加入し、あわせて二口積み立てしたことをすっかり忘れておりました。
父が亡くなったとき一口利用しているので、残すは当然母名義のものがひと口あるだけかと。
これは聞いておいて本当に良かった。
当時は新たに新規加入することで結果的なコストダウンを狙って私が入会したものでしたが、父の葬儀のバタバタですっかり忘れておりました。
次にその積立金の用途範囲を確認しました。
ここで自分たちの思うところに利用できないということが分かったので、ここで話をいったんやめ、別の数社で相見積もりを依頼しました。
自分たちの意向に沿った提案をくださった別の葬儀会社の方とよく相談し、2口のうちの互助会の加入証書はその葬儀社で引き続き利用することにし、もう一つの特定葬儀社での利用しかできないほうの積み立てを解約し、新しい葬儀社での追加費用に充てることを決めました。
その後現在積み立てしている葬儀社に連絡をし、2万円の解約手数料を差し引き、1週間後には母の口座に残金が入金されました。
こちらの流れは非常にスムーズで、強く引き留められることもなく安心いたしました。
我が家は契約者の母が入院中ですので、印鑑証明や家族関係を証明する謄本などが必要でした。
ベルコの互助会に積み立てをして良くなかった理由
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしない方が、葬儀をあげるまでに、複数の葬儀社を選ぶ選択肢が残るから。
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしなくても、積み立てをして割引された後より安い葬儀社があるから。
ベルコ葬儀の積み立てに関して今後注意したいこと
自分が亡きあと、家族に迷惑をかけないように、少しでも葬儀にかかる手間とお金が減るように、という思いやりで生前に積み立てを準備しておく両親の気持ちはよく理解できますが、実際その積立金が現金のようにどこにでも自由に使えるわけではなく、用途が限定される場合が多くある、ということをよく知っておいてほしいです。
また営業の方もこの点について、何度も説明しておく義務があります。
田舎でも家族葬が増えてきました。
今後はもっと自由度の高いプランを作っていただきたいですし、加入検討する際は葬儀を出す家族の意向も聞いたうえで後々「え、そうなの!?」と遺族がびっくりしないようにみんなが配慮するべきだと思います。