メモリード(宮崎メモリードホール)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2016年 |
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場所 | 宮崎県宮崎市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 300人 |
葬儀・告別式 | 200人 |
葬儀社 | メモリード |
斎場、ホール | 宮崎メモリードホール |
葬儀社に支払った金額 | 300万円 |
お布施額 | 35万円 |
メモリードを選んだ理由
もともと喪主がメモリードで行うと決めていたことが一番大きかったです。
個人が公務員だったため、参列者が多いだろうと予想し、大きなホールで開催したかったこと。
親族がメモリードの会員で安くなったことも理由のひとつでした。
メモリードの評判、口コミ
故人(父)が病死だったため、もともと葬儀はどこで行うか、目を通してはいました。
しかし、実際にその状況になってみると、あまりにしなければならないこと、決めなくてはならないことが多く、悲しみにふける時間がありませんでした。
死亡確認が終わると、すぐに病室の外で看護師さんから「どの葬儀場にお願いしましょうか?」「病室の荷物は運んでいただいて…」等のお話があり、現実と向き合っていかなければなりません。
私は20代半ばで、今までこういう事に縁がなかったものですから、慌てて本屋で葬儀やお金面での手続きの本を買いに走りました。
葬儀場を決め、親族にどう動いてもらうか相談をしました。
それから、すぐに葬儀場に向かい、スタッフの方と打ち合わせを行いました。
スタッフの方はとても親切でした。
礼儀や言葉遣い、私たちの心情にあわせた心配りが嬉しく、プロの仕事に関心いたしました。
ただ、それからはやることが多すぎて(どこでもそうだとは思いますが)、淡々とプランを立てていきました。
高いプランにしようだとか、オプションをつけようだとかの勧誘はなく、私たちの状況に合わせたプランを勧めていただき、気持ちよく選択・決断することができました。
ただ、ひとつだけしこりが残ったのは、スタッフさんからの指示が通らないことがあり、ぐだぐだとしてしまった点です。
「何時から何があるか」「何時にどこに集合すればいいのか」、この伝達を私たちは喪主(母)に託していたのですが、母が混乱しており、きちんと親族に伝わらず、湯灌の儀に間に合わない親族がおり、それだけが残念でした。
しかし、これには私たちにも責任があることですので、納得はしております。
故人の遺体を見ても、人形のように冷たくなってしまって、「本当に抜け殻みたいで、私は今だれのことを見ているのか分からないな…」と、短い時間の間に、現実と非現実的な感覚を行ったり来たりして、涙がすっかり止まってしまいました。
しかし、湯灌の儀の時におくりびとに化粧をしてもらうと、抜け殻のようだった故人が生き返ったように思えて涙がぽろぽろこぼれました。
おくりびとの方の内から滲みでるやさしさに安堵し、さすがプロという手つきにいたく感動しました。
思い出のつまった服を着て、おくりびとに化粧をしてもらった故人は、本当に故人らしくなり、その場にいるだれもが救われたような気持ちになったと思います。
その夜は、故人と一緒の部屋で寝泊まりをして、最後の1日を過ごしました。
次の朝から、また慌ただしくお通夜の準備が始まりました。
故人はFacebookを更新するのが好きだったので、スタッフの方に「iPadを設置して参列者の方々に見ていただくことができないだろうか」と相談をすると、快く柔軟に対応してくださいました。
そのおかげで、たくさんの人が参列の際に興味を持って見てくださったので、故人も鼻高々喜んでいると思います。
お通夜が終わると、葬儀・告別式、会食、火葬と、本当にめまぐるしく行事が続きました。
その後、初七日や葬儀費用の相談等、何日たってもスタッフの方にご相談させていただくことが多く、正直「こんなに長いつきあいになるのか」と驚きました。
最後の最後まで手厚く対応していただいて、本当に感謝しております。
特に、葬儀費用の支払いのことではスタッフの方にご迷惑をおかけしました。
家のほとんどのお金を故人の銀行口座にいれていたので、銀行口座が凍結し、長い間お金を引き出すことができませんでした。
そのため、葬儀費用をすぐ支払うこともできなかったのですが、「お布施だけ納めていただければ後日でも大丈夫です」と支払いを待ってくださいました。
なんども家まで通っていただき、葬儀費用の打ち合わせをしてくださいました。
ご迷惑をおかけしましたが、無事に口座からお金を下ろすことができました。
本当に感謝しております。
葬儀社リサーチャーのコメント
評価:★★★★
以下、口コミ内容で気になったところについてコメントします。
高いプランにしようだとか、オプションをつけようだとかの勧誘はなく、私たちの状況に合わせたプランを勧めていただき、気持ちよく選択・決断することができました。
これが良い葬儀社かどうかの一番の決め手です。
しかし、湯灌の儀の時におくりびとに化粧をしてもらうと、抜け殻のようだった故人が生き返ったように思えて涙がぽろぽろこぼれました。
おくりびとの方の内から滲みでるやさしさに安堵し、さすがプロという手つきにいたく感動しました。
思い出のつまった服を着て、おくりびとに化粧をしてもらった故人は、本当に故人らしくなり、その場にいるだれもが救われたような気持ちになったと思います。
近年は、湯灌をオプションで追加することが増えています。
これも葬儀社の営業の一環なのですが、湯灌に関しては、「やってよかった」という人が多いです。