シンプルなお葬式(落合斎場)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2016年 |
---|---|
場所 | 東京都新宿区 |
種類 | 直葬 |
通夜 | なし |
葬儀・告別式 | なし |
葬儀社 | シンプルなお葬式 |
斎場、ホール | 落合斎場 |
葬儀社に支払った金額 | 14万3000円 (都内のため斎場費用は別途発生) |
お布施額 | 4万円 (生前戒名を持っていたので5万5000円かかるところ値引きしてもらいました。) |
シンプルなお葬式 を選んだ理由
簡単に済ませたかったから。
シンプルなお葬式 の評判、口コミ
昨年8月に父が亡くなりました。
2年前にずっと住んでいた越谷の兄の家から我が家に越してきたので、周りに知っている人もいないという状況でしたので、お葬式などは無駄と思い、シンプルなお葬式 に依頼しました。
ガンで、「あと1週間くらい」とお医者様から伝えられてから探しました。
事前の資料取り寄せで5000円ほど安くなるとのことで、それを先にしておきました。
電話で問い合わせた際に、予約という形もとっておきましたので、亡くなってからの手続きもスムーズでした。
病院に遺体を引き取りに来て下さった、シンプルなお葬式 から委託された葬儀社の方も、とてもきちんとされていて安心しました。
葬儀社まで一緒に行き、遺体は2日後の火葬までそこで安置されるとのこと。
費用などのお話もそこでしました。
都内在住なので斎場の費用は別途必要とのことを初めて聞かされ「えっ?」となりましたが、これはシンプルなお葬式 に支払うのではなく、斎場に支払うということなので、仕方なく了承しました。
後でシンプルなお葬式 のHPを見ても「都内では別」などという記載はなかったので、それに関しては不服です。
母のお葬式は、通夜も告別式もあり、田舎から親戚6名ほど呼んで寝泊りしてもらうなど、対応が大変でした。
今回はそれも一切なく、父には少し申し訳ないとは思いましたが、こちらとしては本当に楽でした。
一晩中お線香をたく必要もなく、父が亡くなるまで病院に付き添ったりで私自身がとても疲れ切っていたので、遺体が側にいないのは寂しいけど、正直、これが正解と思わざるを得ませんでした。
近所付き合いも多く、親戚も側にいるような、昔の暮らしなら、助け合っていけるのでしょうが、核家族の多い現代では、昔と同じような葬式は、やはり無理があるように思います。
火葬までに体を休めることができて本当に助かりました。
火葬は落合斎場でした。
火葬前には、お坊さんにお経をあげて頂くのが当然と思いお願いしましたが、他の方を見ていると殆どの方がお坊さんを呼ばれていないのにびっくりしました。
私の場合は、亡くなってから一度もお経をあげてもらってないので、この場しか機会がなかったというのもあるかもしれませんが、お葬式のやり方も随分変わってきているんだなと思いました。
改築されてとても綺麗で広々とした斎場でした。
ここを斎場と言われなければわからないほどです。
斎場で待つ間、テーブルに通され、少ないメニューからジュースやお菓子を選び、順番を待ちました。
スタッフの方が流れ作業のような感じでテキパキとしているので、私などはかえって悲しみを感じないで済んでいるというありがたさがありましたが、それを快く思わない方もいるのではと思ったりもしました。
火葬には、兄の家族と私の友人1人だけに連絡して来てもらいました。
順番待ちでジュースを飲んでいる間、当然、亡くなった父の話になりました。
困ったことを度々する人だったので、皆でそんな話が尽きず、結局、ブーイング大会のようになってしまいました。
火葬の順番がきて、2日ぶりに父の顔を見ました。
髭が少し伸びていて、それも片方だけが長くて、変な感じでした。
確かに遺体安置だけのお約束ではありましたが、せめて連れてくる時に、少しはそういう点も確認して対処して頂きたかったです。
そのことは、事後、シンプルなお葬式 のアンケートにも書いておきました。
父は87歳でした。
かけていた生命保険が86歳で終わってしまい、貯金も殆どなかったので、葬式費用は結局、私が全額払うことになってしまいました。
シンプルなお葬式 のような必要最低限で済ませられるのは有難かったです。
それでも、斎場の費用、お坊さんの費用と、予定以外の追加が出たので、結局は30万円近くはかかりました。
しかし、母の時は100万を超えていたので(父が支払い)、それに比べればかなり安く済みました。
私のお葬式も火葬式のみで十分だと思いました。
葬儀社リサーチャーのコメント
評価:★★★★
全国規模で一番安いのはシンプルなお葬式です。
しかし、口コミにもあったように、東京都の斎場料金や、その他にもオプション料金が発生する場合があるので、注意が必要です。(シンプルなお葬式のオプション料金についてはこちら)
以下、口コミ内容で気になったところについてコメントします。
都内在住なので斎場の費用は別途必要とのことを初めて聞かされ「えっ?」となりましたが、これはシンプルなお葬式 に支払うのではなく、斎場に支払うということなので、仕方なく了承しました。
後でシンプルなお葬式 のHPを見ても「都内では別」などという記載はなかったので、それに関しては不服です。
東京都は民営斎場が多く、そこを利用する場合は、斎場費用の6万円が追加でかかります。
管理人も、今、シンプルなお葬式のHPを見てみましたが、「都内では別」という記載を見つけられませんでした。
以前、シンプルなお葬式に資料請求したことがあり、その時にもらった見積もりには、東京都の斎場費用6万円が別途記載されていました。
しかし、誰でも簡単にわかるように、HPの見やすいところに記載してほしいと思います。
火葬前には、お坊さんにお経をあげて頂くのが当然と思いお願いしましたが、他の方を見ていると殆どの方がお坊さんを呼ばれていないのにびっくりしました。
私の場合は、亡くなってから一度もお経をあげてもらってないので、この場しか機会がなかったというのもあるかもしれませんが、お葬式のやり方も随分変わってきているんだなと思いました。
今、喪主として葬儀をあげている世代(40~60代)は、「葬儀は簡素でよい」「お坊さんも呼ばなくてよい」「戒名もいらない」という人が増えています。
今後も葬儀のやり方はもっと変わっていくと思います。
葬儀に対する考え方は、「他の人がどうやっているか」が大きいです。
他の人が、簡素な葬儀をあげていれば、「自分の葬儀も簡素でよい」と考える人が増えてくる思います。