アークベル(セレモニーホール大島)を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
時期 | 2010年 |
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場所 | 新潟県長岡市 |
種類 | 家族葬 |
通夜 | 30人 |
葬儀・告別式 | 80人 |
葬儀社 | アークベル |
斎場、ホール | セレモニーホール大島 |
葬儀社に支払った金額 | 100万円 |
お布施額 | 30万円 |
アークベルを選んだ理由
近くに葬儀場があったので、その葬儀社を選びました。
アークベルの評判、口コミ
自宅の近くの葬儀社を選びました。
ほぼ家族葬程度のアットホームな場合は、やはり近場の方がご近所の方にも出向いていただけることや、親族も行き来しやすいので、近場の葬儀社を選びました。
また、地元で有名な葬儀社といえば、ある程度限られてくるものなので、近場で探しても選択肢としてはそう多くはなかったような気がします。
実際使ってみて、歩いて数分の葬儀社は本当に便利でした。
遺体安置の場所と家との行き来をしていても簡単に家に帰れると思うと、家を空けている間の心配が少ないので、安心でした。
葬儀の時は、人の移動もお金の移動もあるので、とにかく近場で人目のあるところで葬儀を行うのが一番安心だと思います。
私個人的には、遺体の安置している建物が一軒家風になっていて、親族との最後の時間を過ごせるようになっている工夫が気に入りました。
まるで、何方かの家にいるような気持ちで過ごすことが出来ました。
私や家族も、お茶を飲み、話をしながら葬儀のスケジュール確認や参列者の車の手配等の役割を決められたので、その点も良かったと思います。
また、二階にはお風呂や、ベッドルームがあり、一晩泊まれる工夫もあったので、これは遠方から来た方には良い工夫だと思いました。
私としては、初めての身内の葬儀だったので、何がなんだかわからないままに進行していました。
特に身内でこなすには人手が足りず、家が近かったため、移動に問題はなかったのですが、一人で内心は、てんやわんやでした。
その様子は後になって、大変だったことを理解してもらえたようですが、高齢者が多い中での葬儀は、本当に大変なものだと痛感しました。
私個人がもし葬儀をお願いすることがあるとしたら、すべて計画しているかもしれません。
今、生前葬という言葉が流行っていますが、それもどのタイミングで行うかは難しいものです。
意外と生前葬をしてからかなり長生きしたということもあるかもしれません。
これからの日本のことを考えると、葬儀にお金をかけたくてもかけられない人が多いのではないかと思います。
だから、周囲の意見も生きている時に聞き入れ、どのような式を行いたいのか、誰を呼ぶのかをあらかじめ通達しておきたいと私は思っています。
会社が行う葬儀にも参列したこともありましたが、これはまた趣が違うと感じられます。
会社関係のオフィシャルな葬儀なので、家族葬とは違うもので当然なのですが、葬儀は大きくなればなるほど、故人との距離が遠くなるような気もします。
ただ、社葬のすごいことは、故人の生前の財力や影響力を葬儀の大きさで示していることもあるので、派手だと思います。
祭壇の前の花々もきれいにセットされているし、会場に行き交う人も大勢います。
オフィシャルな場面を大切にしてきた人や、早くに亡くなった人であれば、会社葬というのは、派手なものであった方がいいのかもしれないと思います。
そういった葬儀を数々見てきて、私がどんな葬儀を自分の時に行いたいかと考えることがあります。
私は、白、黒、グレー、紫といったシックな色味ではなくて、ピンクや白、黄色など女性らしい明るく、生き切ったという感じが伝わるような、生前の私の個性が出るようなおもてなしあふれる葬儀にしたいと思います。
好きな音楽を流して、メッセージと共に好きなお茶やお茶菓子でおもてなしをして、自分がどのように生き切ったかと感謝を伝えるメッセージと共に皆さんとお別れして、新しい旅に出たいと思います。
また、写真の遺影も、1枚でなくて、何枚か楽しい思い出写真を飾ってみたいと思います。
葬儀を行う年齢や、立場や性別等、それぞれに応じたきめ細かい葬儀がこれから求められてくるのではないかと思います。