さがみ典礼(アルファクラブ)の互助会に積み立てをしていて、解約をした方から、体験談をいただきました。
目次
積立解約の概要
解約した時期 | 2017年 |
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場所 | 埼玉県さいたま市 |
葬儀社(互助会) | さがみ典礼(アルファクラブ) |
毎月の掛金 | 3000円 |
満期までの回数 | 120回 |
積み立てをしていた期間 | 2年2ヶ月 |
解約までに積み立てていた金額 | 7万8000円 |
解約後の戻ってきた金額(解約返戻金) | 62930万円 |
解約手数料 | 15070万円 |
積み立てをして良かったか?良くなかったか? | 良くなかった |
さがみ典礼(アルファクラブ)の互助会の積み立てを解約した理由
当初は、葬儀費用を積み立ていくほうが割安感を感じていましたが、さらに割安な費用で自身の葬儀を行う方法があることを知ったため、解約しました。
さがみ典礼(アルファクラブ)の互助会の積み立ての解約方法
積み立ての解約をするためには、まず葬儀社に対して、積み立ての解約について申し出る必要があります。
すると、葬儀社から現在までの積立金額や、解約手数料を明示され、そしてこれまでの積立金額から解約手数料を差し引いた払い戻し金額を提示されます。
説明を求めれば、払い戻し金額の根拠についても説明してくれます。
葬儀社からは、払い戻し金額を提示したあとに「この金額でよろしければ、返金した後に解約とさせていただきます」と書面で通知を受け取ることになります。
この解約手続きについては、とくに返金される金額の面でトラブルが発生するのではないかと心配される方がいらっしゃると思いますが、心配する必要はありません。
なぜならば、葬儀社の監督官庁である経済産業省の指導や監督を受けて、葬儀業界全体でほぼ統一された約款が作成されているためです。
この約款に基づいて、積み立てコースごとや、何回まで積み立てた方については、どの程度の割合の金額を返金するというルールが策定されているようです。
このため、私の場合は、スムーズに解約手続きをとることができ、何も問題はありませんでした。
積み立てをして良くなかった理由
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしなくても、積み立てをして割引された後より安い葬儀社があるから。
葬儀の積み立てに関して今後注意したいこと
私の場合は、3000円を毎月支払い、なおかつ10年間にわたって支払っていく積み立てコースを選択していました。
積み立てを開始した当初は、自分の葬儀を恥ずかしくない形式で執り行いたいという願望を持っていたためです。
しかし、しばらく経過して、自分の葬儀に対する考え方が変わってしまい、そもそも葬儀などというものは、できるだけ簡素な形式で執り行い、参列者も必要最低限の人数で十分だと考えるようになったのです。
そして、これを前提にしてインターネットで調べてみると、葬儀費用は10万円未満で行えることが判明したのです。
つまり、健康保険から支給される葬儀費用に数万円を追加すれば十分な金額です。
葬儀費用の積み立てについて、今後、注意したいと思ったことは「葬儀に対する考え方は変わる」ということです。
自分の人生の最期の大きなイベントについては、考え方が変わる確率が高いため、10年もの長い間、お金を積み立てるという行為は後悔する確率が高いということです。
このため、今後は「葬儀費用の積み立て」そのものを避けたいと思った次第です。