平安祭典(平安グループ)の互助会に積み立てをしていて、解約をした方から、体験談をいただきました。
目次
積立解約の概要
解約した時期 | 2011年 |
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場所 | 兵庫県姫路市 |
葬儀社(互助会) | 平安祭典(平安グループ) |
毎月の掛金 | 5000円 |
満期までの回数 | 120回 |
積み立てをしていた期間 | 10年弱 |
解約までに積み立てていた金額 | 60万円弱 |
解約手数料 | 約50万円 |
解約後の戻ってきた金額(解約返戻金) | 10万円 |
平安祭典(平安グループ)の互助会の積み立てを解約した理由
祖母の分と祖父の分の葬儀代のために積み立てをしていたが、祖父の葬儀のあと必要性がイマイチないと感じ祖母の葬儀代のための積み立ては解約しました。
平安祭典(平安グループ)の互助会の積み立ての解約方法
祖父の名義、祖母の名義それぞれで月5千円ずつ積み立てをしていましたが、祖父が亡くなった際、その積み立てを利用し葬儀をとりおこないました。
しかしながら積み立てだけでは到底賄えず、自費負担分が多額になることが祖母の葬儀代の際も予想されましたので、祖父の葬儀がとどこおりなく終わった後、解約の手続きにとりかかりました。
解約に関しては祖母本人が存命でしたので、本人が解約の手順手続きを踏む必要がありました。
しかしながら祖母はその時すでにアルツハイマー型認知症を患っておりましたので、解約、する、しない、に関してこちらがいくら説明してもなかなか理解することは難しく、祖母一人での手続きは到底不可能だと感じました。
担当者にご来訪いただきたくその旨を伝えましたが、来店してくださいとの一点張りでしたので、仕方なく足の悪い祖母を連れて窓口まで出向きました。
解約手続きの際も祖母の理解が乏しかったため、なかなかてこづり、なんとか解約することができました。
手数料に関しても高額であり良心的ではないと感じました。
平安祭典(平安グループ)の互助会に積み立てをして良くなかった理由
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしなくても、銀行預金などで、葬儀費用を準備できるから。
葬儀の積み立てに関して今後注意したいこと
葬儀費用の積み立てに関しては自分自身が把握していればいいというものではなく、自分の死後家族がその積み立て額や様々なことを把握しておく必要性がありますし、その手間をかけたところでそれほどの割り安感も得られないものだと感じました。
積み立てをしていても遺言などを残しておらず誰も把握していなければ、全くの無駄になるものです。
また積み立てをしたからと言ってそちらの積み立てのみでまかなえるものでもなく、葬儀の形や葬儀場についても残された親族の選択肢を限りなく狭くしてしまうかとおもいます。
例えば老後一人になったとき遠方に暮らす娘や息子宅で同居となったとします。
そうなった場合その近くの葬儀場でお葬式をとなるかもしれません。
そうなってしまうといままでの積み立ては全くの無駄です。
限られた葬儀社だけに積み立てするよりは、やはり銀行などで積み立てをし、残された家族の都合でどんな形でもそのお金を使うことができるようにしておく方が良いと感じました。