セルビス（平野中央メモリアルホール）を実際に利用した方から体験談をいただきました。
お葬式の概要
| 時期 | 2012年 |
|---|---|
| 場所 | 大阪府大阪市 |
| 種類 | 家族葬 |
| 通夜 | 80人 |
| 葬儀・告別式 | 50人 |
| 葬儀社 | セルビス |
| 斎場、ホール | 平野中央メモリアルホール |
| 葬儀社に支払った金額 | 160万円 |
| お布施額 | 40万円 |
セルビス（平野中央メモリアルホール）を選んだ理由
互助会会員（ゴールドカードメンバー）だったから。
セルビス（平野中央メモリアルホール）の評判、口コミ
良かった点
（全般について）
互助会の会員（ゴールドカードメンバー）になっていたので、家族みんなで会場の見学や食事の試食、また、概算の見積もりなど、事前に楽しみながらそれなりの準備をしていたため、いざというときにあまりあわてることなく、落ち着いて式ができた。
まだ親戚の中では家族・親族葬が一般的ではなく、いろいろと意見されるかと心配でしたが、非常にきれいな葬儀会場とお花の祭壇、みんなが十分くつろげる会場の広さ、行き届いた設備、飲食のサービスなど、親戚のみんなの想像をはるかに超える上質なグレードであったため、みんな大満足だった様子。家族・親族葬というかたちをとり、基本的には親族と親しい方々のみの式だったので、余計な気を遣う必要や場面がなく、喪主はじめ家族も落ち着いてゆったりと過ごすことができた。そのため、後日体調を崩すこともなく、家族みんな元気に供養することができた。
（食事・料理について）
通夜ぶるまい、精進落としの料理に関しては、故人の考え方も反映して、少しグレードの高いものを準備したが、参列した親族の想定をはるかに超えた上質なものであった。
満足度は非常に高く、その後の親族の葬儀や法事のあり方に大きく影響を与えたくらいで大変良かった。
（会場・控室など）
家族・親族葬としては十分すぎるぐらいの広大なスペースとホテルのスイートルームのようにゆったりと休むことができる控室で、どちらも満足度が高かった。
よく眠れず不眠が続いていた親族が宿泊したところ、久しぶりに熟睡することができたとのことだった。
（スタッフ）
式の流れや説明、事前の打ち合わせや接客など、葬儀社のスタッフの方々の対応は懇切丁寧で落ち着いており素晴らしかった。
要望にはほぼすべて応えていただけた。大変満足度は高かった。
（料金・支払い）
料金については、式が終了後早いところで詳細を明確に伝えてもらえるので、準備をしやすい。
また、支払は後日でよく、支払方法もいろいろと選択できるようであった。
悪かった点
（全般）
葬儀社が悪いわけではないが、当日天候が悪く（雨）、斎場への移動の際に問題があった（身体障害者、要介護者、高齢者が多いため）。
（費用）
事前にある程度見積もりをしてもらったり、会場の下見をしていたりしても、やはり、いざとなると、祭壇にしても食事にしても、アップグレードのものに変更しがちで、最終的には当初の想定の料金よりもかなり高額になっていた。細かい点まで含めて、もう少し事前に練っておくほうがよいかもしれないと思った。
（寺・僧侶について）
お布施については、まったく想定外の出費だった。
これは葬儀社とは関係ないが、もともと寺の檀家であるため、そのお寺にお願いしたところ、十分な説明もなく、こちらの要望に反して2人の僧侶が押しかけるようにやってきて、想定外のお布施を要求された。
また、正式に頼んだわけでもないし、十分な説明もないまま、寺の婦人会の方々が十数名お通夜に参列して、良い席を独占してしまった。
家族・親族だけで行いたかったのにまったく不本意な結果になってしまった。この点、非常に不満であった。
（設備・会場）会場が４階であったため、身体障害や要介護の高齢者にとっては使いにくかった。また、家族・親族葬の会場で、靴を脱いであがる会場になっていたため、この点も足の悪い高齢者には不評、あるいは危険だった。控室が会場（式場）とつながった構造だったため、小さなこども（当時２才）がぐずり始めた際に連れていく場所がなく困った。
その他
（法事）メモリアルホールでは、満中陰や一周忌の法要も行うことができて便利であった。家族や親戚に身体障害や要介護者、高齢者が多いため、自宅で法要をするとなると、非常に危険を伴う。また、準備する家族は大変である。会場のみでなく、僧侶の対応から料理の提供、供え物や粗供養の品の手配までしてもらえるのは、大変ありがたかった。
（供養）セルビスでは「菩提苑」という施設があって、重複追善供養を行ってもらえる。正直なところ、亡くなった故人以外の家族は、寺や僧侶との関わりはなく、供養などについてもよくわからないし興味もまったくないため困っていた。菩提苑を訪れてみたところ、難しい話は一切なく、心穏やかに供養することができた。大変すばらしい施設だと思う。
（再度会員に）
一度葬儀を行うと会員の権利は消滅してしまうが、総合的な満足度が非常に高かったため、家族で相談して、その後また互助会の会員（ゴールドカードメンバー）になった。
